4月10日の日経の動きを振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日経225は0.42%の上げ、マザーズは1.2%の上昇で取引を終了。どちらも上げていますが、何とも言えない1日の動き。
何とも言えない点ですが、大きく分けて2つ。全体的な出来高の少なさと、上値が重く上がって行く予感のしない値動きだったことですね。特に225は陰線で終了、下げていたマザーズは反発も陽線ですが思いっきり上ヒゲですね。
これについてですが、雇用だけでは判断できないという事でしょう。今週はCPIの発表があり、この環境で利上げ、インフレ退治をする必要があるかどうか、色々な指標で予想したいという思惑はあるでしょうね。もちろん、お休みなのでそもそも出来高減少は仕方ない面もありますが。
場中勢いよく上げていた銘柄も個別では見られましたが、アレッと感じるくらいその後落ち着いた銘柄も見られ、強い銘柄であってもドンドン上がって行く相場ではないなと。それも、その数は限られており、もしかすると投資タイミングは少し遅れる可能性も感じています。
それでもCPIやFOMCでの内容を判断し、買いだと動けば調整のような出来高の動きにはなっているので、投資できる銘柄も増えてきそうですが、少なくても現状の動きではすぐに買えないなと思います。本当に少額を、上がる前に打診で入るならアリですが、ダメな時にすぐ引く準備は必須ですね。
で、もしかするとそういう動きが結果的に今日の日経の上げになったのかなと。明らかに調整で、少し上がれば満足して売られる動きも見られ、値動きは少し。調整っぽいですね、下げていたので、日本人が特に好きな下値拾いもありそうです。
まぁ全体的な話をすると、改めて焦る相場ではないなと思います。まだ材料1つでグラグラ動く状況。買いと売りの天秤が、グラグラと揺れている状況で、どちらに張ることも難しい感じですね。
今までは、指標が弱い数字になれば利上げ軽くなり買い材料としていました(バッドニュースイズグッドニュース)が、これが終わり本当にヤバいのではと相場が感じ始めている状況ですねw
好調なチャートから急に売られることもこれが原因かなと思うので、十分利益出ればサッと引くのも忘れずに。恐らく今の値動きだと、結構な金額を入れなければ十分な利益を短期的には得られていないので、そういった報告などを見て焦らず、自分の投資タイミングを重要視してください。焦って得られるものは、長期で見ればあまり無いと思います。