5月22日ですが、振り返つつ今後について簡単に書いていきます。まず日経は弱かったですね、はい、一言で弱い。エヌビディア決算を控えた動きというのを加味しても弱い、とくに半導体自体も動きが悪く、エヌビディア自体が決算前に戻したのに、決算無い他が下げ続けるのはダメだろうと。
レーザーテックもそうですが、あまりにも他国の数字に左右されており、この銘柄に関してはエックスでポストした通り、海外で2桁株価下落し、自社の決算で戻した。ハードルが下がったのは良かったですが、あまりにも外部の影響を受ける値動き。正直不安というか、値動きに強さがない。
また、日経は半導体以外も下げました。まだ短期投資の再開を知らせる動きも225からは見えず、下手をするとさらに下げても納得。まぁ時期を考えると、このエヌビディアの決算次第で変わりそうですが、仮に落ちるようなら本当に日経は投資タイミングは先でしょう。
米株はもう指数も最高値で、超重要決算前に高値圏での保ち合い。この差は辛いですね、しかも日本はかなり円安、これでも買われないのは相当な弱気。ハッキリ言って、今年上げてきた分を吸収している感じ。すでに個別では、マイナスに変わったものもチラホラと。
金利が上がっているのも株にはマイナス、かといって巨大銀行は微妙で、地銀が地味に健闘。個人的には地銀の投資は怖いので基本避けますが、短期的には上げそう。保険は利益十分で納得、それ以外は弱い。
しいて言えば、かなり下げていた一部の企業が買われだしているかなと。あとは材料で動く企業もありますが、全体的には弱い。半導体の影響少ないTOPIXも下げたからですね。円安恩恵、株でも見られなくなると、メリット無しで評価は下がりそうですね。
日本の倒産件数が物価高もあって増えているようで、アメリカの動きを見てもわかる通り、通常はこのようなケースで行われるのは利下げですよね、倒産増えて利上げはかなりカオスなケースですが、円安を考えると利上げを行わない選択も出来ない。結構無理ゲーになっているとは思います。
アメリカは、反対に株価や資源などが上がる中での利下げを求められています。これも中々レアケースで、特に株価暴騰中の中での利下げは、あまり歓迎されないのではないかなと思います。もちろん、小型株は苦戦しているので、そこだけ見れば悪くないのですが。
ここ数年で指数の意味が大きく変わり、日経225は半導体指数に近く、アメリカもトップ5くらいが影響力を持ちすぎました。利下げや利上げのタイミグを指数の値動きで考えるのは、あまり意味ないかもしれませんね。
結果的にコロナ後は世界中でカオスな動きを見せています。政権交代も世界各地で見られますし、内戦や戦争も勃発。株も一部巨大企業への集中投資といった偏った動きが見られるなど、予想が難しい世界になっています。資金は無理せず、強気になりすぎないトレードをしましょう♪